特徴・就園奨励費

特 徴…幼稚園と保育所を比較

幼稚園は子どもが初めて出会う「学校」です。

昭和22年、学校教育法の制定により、幼稚園は学校体系の一環として位置づけられました。

目 的
幼稚園は学校教育法のもとに「幼児を保育し、適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること」を目的とする「学校」です。一方、保育所は児童福祉法のもと「日々保護者の委託を受けて、保育に欠ける児童に対して家庭養育を補完する役割を果たすことを通じて、その児童の福祉を推進すること」を目的とする「児童福祉施設」です。
管轄は「文部科学省」
幼稚園は文部科学省の管轄で、大学までの学校教育体系の一環として位置づけられているのに対し、保育所は厚生労働省の管轄になっています。
「教諭」が指導
幼稚園では幼稚園教諭免許状(1種、2種)を持つ教諭が指導し、保育所では保育士が保育を行っています。幼稚園教諭は、あらかじめ一人ひとりの子どもの発達に必要な経験を見通して綿密な指導計画を立てるとともに、指導要録(子どもの発達の記録)を作成し、継続的な指導を行うようにしています。
幼稚園と保育所の制度上の比較
  幼稚園 保育所
根拠となる法律 学校教育法 児童福祉法
所轄 文部科学省 厚生労働省
目的    
設置 幼稚園設置基準による 児童福祉施設最低基準による
設置者 国、地方公共団体、学校法人など 地方公共団体、社会福祉法など
対象    
保育時間   原則として1日8時間
保育 幼稚園教育要項による 保育所保育指針による
保育料 設置者が決定し、幼稚園に納付する 保護者の課税状況に応じ、市町村に納付する
教員 幼稚園教諭免許状 保育士資格証明書

幼稚園奨励費

就園奨励費補助金制度とは、私立幼稚園にお子さんを通園させている保護者の方へ、幼稚園教育の奨励及び保護者の経済的負担軽減を目的に保育料を助成する制度です。 この制度は国の国庫補助金で賄い、各市町村から支給されております。 補助金は保護者の方の収入によって異なります。 また市町村によっても若干異なります。 詳しくは各市町村又は幼稚園までお問い合わせください。